So-net無料ブログ作成
検索選択
たからづか ブログトップ
前の5件 | -

美しい嘘 [たからづか]

ご無沙汰しております。

えーといろいろありますが、まずは。
雪組「Shall we ダンス?」「CONGRATULATIONS宝塚!!」を観て参りました。
ダブル観劇にも耐えうる非常に面白い2本立てでした。
Shall we ダンス?は、原作がよいということも大きいでしょうが、それをきちんと宝塚の脚本にして宝塚として演出した小柳先生の思い入れと、それに応えようと必死に食らいついていった雪組生の努力の賜物。
そして芝居にもショーにも言えることですが、エンターテイメントとして、また商業演劇としての成立を目指している壮さんの組をまとめるリーダーシップの賜物、と思える素晴らしいエンターテイメント作品だったと思います。
壮さん1人が目指しただけではたどり着けない場所でも、雪組全員で目指せばたどり着くことが出来る。
それは壮さんが今の雪組のトップスターになったからこそ、あの舞台を共有した全ての人が見ることの出来た場所のような気がします。
年明けからの東京公演でも、宝塚歌劇が一部のファンのためのお遊びではなく、本来は、そして本物の商業演劇であることを見せてくれることと思います。


続きまして、こちらは舞台芸術として、非常に評価の高かった「月雲の皇子」。
まずは東京公演の千秋楽、おめでとうございました。
ネタバレになるのが嫌で、ずっと感想を書ける日を待っておりました。

と言っても、私はこの作品について語れる美しい言葉を、最後まで持つことが出来ませんでした。
そのくらい、美しい物語であり、嘘であり、真実でした。
こんなに秀逸な作品を、真摯に作り上げた上田先生と珠城くん、鳳月くん、咲妃さんをはじめとする月組生に本当に感謝したいと思います。

人生において本当に大切なことは何か、人として何を求めて生きていくべきか、どう生きるべきか。
美しい言葉を紡ぐということは、真実を語ることか、それとも嘘をつくことなのか。
儚く美しい物語と力強く逞しい物語が、同時に一つのものとして存在していました。

人は、嘘をつき通すために嘘を重ねる、愚かな生き物です。
その嘘が例え幼稚なものであっても、つくべき嘘であったとしても、美しい嘘であったとしても、嘘に嘘を重ねることは、悲しさと虚しさでいっぱいになることとイコールです。

衣通姫が美しかったのは、自分を守ることをせず、真実だけを語ったから。
木梨の最期が美しかったのは、嘘をつくことを手放して、真実に目を向け、真実を語ったから。
穴穂の去り際が美しかったのは、嘘をつき続ける覚悟を決め、美しい嘘を亡き人の餞にしようとしたから。

この作品を、私はバウで2回、銀河劇場で2回観たのですが、毎回涙した台詞がありました。
咲希あかねさん扮するガウリが、物語のラストで空に向かって、目を輝かせて叫ぶ言葉。

「今は飛ぶさ、月までも!」

復讐のために涙も心も凍らせて耐えてきたことが、本当に意味があったのかを問うてしまえばそれまでのすべてが無になってしまうことに気づきながら、
本当は負けるとわかっている復讐のための戦いにも、自分に対してついてきた嘘と大王がみんなのためについてきた嘘の全てを真実にするために、自分の命を賭して悔いのない道を選ぶ。
その悲しさと虚しさを抱えた清々しいまでの潔さがこの台詞の勢いのすべてになって、キラキラした美しい瞳で毎回感情をほとばしらせたちゅーちゃんに、鉄の涙腺を誇る私が嗚咽を堪えるほど涙してしまいました。

きっと、劇場のあの空気の中でなければ感じることが出来なかった様々なふるえを、ああして感じることが出来たことに、本当に感謝しています。
すべての出演者がみんなみんな本当にキラキラ輝いていて、心からこの作品を愛していることが伝わってきて、月組生も、観客も、本当によい作品に巡り会えたなと思います。
2013年の観劇納めを、月雲の皇子で出来て本当によかった。
上田先生、月組バウチームの生徒さんたち、本当にありがとうございました。



さて、2013年の総括は、また年末にでもしたいと思います。
今年は観劇回数を数えていないので、観たものを列挙しようかと画策中。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

まゆさん、退団。 [たからづか]

ご無沙汰している間に、いろいろなことがありましたが、今日は2本立て。


蘭寿とむさんの退団が発表になりました。
次回作が発表になった時点で、うすうすわかってはいたことですが、
それでも文字になって現実になると、あまりにも寂しくて、切ないことですね。

男役は、宝塚卒業する時点で、一度死んでしまうのです。
例え、女優になってから再び男役をやることになっても、
それは宝塚でファンが追い掛けてきた男役とは、やはり全然違うもので。
役者として、舞台人としてその人が好きであっても、もう二度と観ることが出来ないもの。
それが、男役なのですよね。

宙組が宝塚デビューだった私にとって、
まゆさんは、宙組に組替えしたときからずっと観ていた人でした。
本当は他の人のファンだったのですが、まゆさんの一挙手一投足が気になってしかたなくて、
ずっとずっと、観ていました。
一番観たのはダンシング・フォー・ユーかなぁ。
パラプリのアンソニーも、竜馬伝!の徳川慶喜も、逆転裁判のフェニックスも好きでした。

壮さんのファンをちゃんとやるって心に決めてからしばらくして、
まゆさんが花組に来て、まゆさんのせいじゃないってわかってても悔しくて、
でもそのうち、まゆさんの花組がすごく好きになって、
まゆさんと壮さんが同じ組で同じ舞台に立っていることが、大好きになって。
ファントムを観ていた頃の私からしたら、コンガの千秋楽でまゆさんの花組とお別れするのがこんなに辛いなんて、全然想像もつかなかった。

今も花組を観るのが大好きなのは、きっとまゆさんのおかげ。
どちらかというと、今は花組を観るとまゆさんばかり観ているかもしれません。
だって今なら100%の力でまゆさんを観られるから(笑)
いつもまゆさんを観ては「あーぁ壮さんもこんなことしてくれないかなぁ」なんて言いながら、
でもそれは2人が全然違う魅力だからこそいいんだって、実感しています。
そんなまゆさんと壮さんが同じ舞台に立っていた時期を堪能出来て、本当に幸せでした。

まぁでも、まだまだ男役・蘭寿とむは続きます。
まずは愛と革命の詩とMr.Swing!で、男役のまゆさんを楽しみたいと思います。
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

足りない何か [たからづか]

今日は、ちょっと毒吐きタイムです。


先日、宙組さんを観て参りました。

結構楽しみにしていったんですよ。
雪組時代のおーきさん、結構好きだったし。
元々宙組ファンだし。
新しい宙組、すごく楽しみで。
緒月もいて、まーくんがいて、ともちんもちーちゃんもいて。
でも逆にみっちゃん、まさこ、大ちゃんやみーちゃんがいなくて。

で。

メンツは、ああ、宙組だと思うのに、
下級生や生粋の宙組っ子たちがちょっと元気なくて。
暗くて、焦燥感みたいなものが漂ってて。
あれ、宙組ってこんな殺伐とした雰囲気じゃなかったよね?
もっと動物園みたいな感じだったんだけどなーって、もう幕開きすぐくらいに思いました。

でもともちん、緒月、まーくんはすごく明るい顔してる感じがして。

なんだろう、この差。


の理由が観ていくうちに、少しわかった気がしました。


まず、根本的に作品として下級生の出番が少ない。
これは、小池センセの作品についてまわることで、今更始まったことじゃないけど。
その割に、いちくんやもんちは目立つのに、肝心の軍人さんたちが全然目立たない。

それにそもそも、作品に新鮮さがない。
太王四神記とスカピンを足して2で割ったみたいな構成で、
観たことあるなー衣裳違うだけじゃん、と何度思ったことか。

銀橋で親友が手に手を取り合って夢を語るところ
恋人たちの場面
親友を裏切るところ
親友が死ぬところ
舞台装置も新しいけど、袖の階段、太王四神記と同じですよね?
唯一いいなと思ったのは、捕虜交換のところ。だけ。

小池センセの作品は、最近まったくオリジナルではなくなって、
あくまでも演出家としての小池センセになってしまっているから、
ストーリー云々、のことを言ってもしかたないことは、百も承知です。
でも、演出や装置、構成をもっと工夫出来なかったのかしら。と思う。
これ、無理矢理2幕にしないでもよかったんじゃないの。
まぁNTTさんがスポンサードしてくださってるし、
オリジナルの公演よりもお金もかかってるでしょうから、仕方ないんでしょうけど。


さらに、ここから先は真ん中の生徒さんのことなので、
読みたくない方はスルーしてくださいm(_ _)m
でも、言い訳。
私はおーきさんも、宙組も、好きなんです。

.

続きを読む


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

シンクロナイズ [たからづか]

ワイン飲んで眠いのでひとことだけ。




ガラスの仮面の最新刊、速水真澄がもはやネフリュードフ状態な件。
その中でも鷹宮紫織=ミッシィではないことが、またとても興味深いのです。


例えば、ミッシィがネフリュードフから婚約破棄を迫られたとき、精神を病んでしまったら、
ネフリュードフはミッシィすら救おうとして、もうがんじがらめになってしまうのでしょうね。


そういう意味でも、ミッシィは男の望む女の姿=都合のいい女なのでしょうし、
鷹宮紫織は女から見た本来の女の姿なのかもしれません。

だから、ミッシィには微妙に共感出来ないのかも。

あ、でも、
「あの方の魂をお救い出来るのが、私ではなくカチューシャさんだということが悔しくて泣いているのです」
というセリフは少しわかります。

なんで私じゃないの?という思いは、ミッシィも鷹宮紫織も同じ、ということ。


シンクロナイズしているようでそうでない部分が、複眼的で面白いなーと思いました。

大劇場千秋楽! [たからづか]

遅くなりましたが、花組大劇場千秋楽おめでとうございます。

ひめかといまっちのご挨拶が現実とは思えず、なんだか泣きそうでした。
今思い出しても泣きそう・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

92期は特に思い入れの深い期なので、退団していくところを見ているのは、
例え彼女たちの意志であったとしても、悲しいし、寂しいです。

私が宝塚にハマったきっかけになった作品がNever Say Goodbyeだった、というのがなにより大きくて、頑張ってきた姿を結構身近に感じていたのもあるし、
個性も存在感も抜きん出ている人が多いから、注目しやすかったのもあるし、
“友達がファン”というパターンが一番多い期だったのもあるし。

何よりも花組の組子だし。

でも2人とも、とても良い顔をしていました。
今は幸せなんだろうな。
東京公演もずっと幸せな顔でいられますように。


今日は花組さんは一部中日に行っていたようですね。
蘭寿さんの元いた組、組子の仲間だったゆうひさん、そして花組の妹的存在だったすみか、蘭ちゃんの双子の妹の麗ちゃん。
宙組さんは何かと縁がありますね。

いいなぁ、私も味噌煮込みうどん、食べたい。←そこ?


そして明日は、月組大劇場初日です。
きりやさんとまりもちゃんのサヨナラ
時代はどんどん移り変わりますね。

まだ次世代の人が出ていないけど、そちらも気になるところですな。むむ。

ま、来週、ですかね。
明日、だったりして!(爆)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇
前の5件 | - たからづか ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。